国語力強化！　読解力を支えるもの｜交野市で成績アップ‧受験対策ができる学習塾なら伸学塾晴藍へ

今日のテーマは国語力強化。

 

「国語力強化」という言葉は

「読解力強化」を想起させる

ことが多いように思います。

 

この仕事をさせていただいて

30年近くになりますが、

 

　読解力を養成するには、

何が要るのだろうか？

 

と四六時中考えていますが、

なかなか自分なりの納得解

に行き当たらない…

 

そんな今日、朝刊を読んでいたら

「血肉化された知識」という句

が目に留まりました

 

ふと、自分はどうだろうか？

 

知識を血肉化しているか？

 

そもそも血肉化ってどういう

状態を指すの？

 

血肉化したものを「言葉」で

表現？定義？したものが

「知識」というものなのか？

 

…頭の中で散々右往左往して

 

「できてるかなあ、俺？」

 

と思って、しばらく固まって

しまっていました。

 

 

そんなことがあったからか

小学生の国語の授業、

「釣り」を題材にした文章で

 

Q:『さおが軽くなった』とは、

どういうことを表してい

ますか？

 

という設問があった。

 

該当箇所の直前には

～腕が抜けそうなほどの引きが

あった～

～キン、という音がして、Mは

　水の中に尻もちをついた～

等が書いてある…

 

釣りをしたことのある人なら、

すぐにイメージが浮かぶ。

 

釣り糸が切れて魚が逃げた…

ということ。すぐに分かる。

 

ただ、釣りをしたことのない

人ならどうだろうか。実際に

生徒は釣りをしたことがない

らしく、苦戦していました。

 

偶然なのか、コジツケなのか、

今日フックされたことに少し

繋がった気がしました。

 

身体的な感触と心理的な印象

が合わさって「体験」になり、

それを「血肉化」と呼ぶ。

そして

その過程を経ることが、

「真に解る」ということかも、

と。

 

言葉を言葉として理解した上に、

言葉を体感やイメージで理解。

 

そして最終的には

理解した体感やイメージを

自分の言葉で再定義する。

 

これが

「読解力」の理想形かも、

なんて暴走気味に考えていました。

 

読解力を支えるのは

体験であり、そこからの

体感とイメージ。

 

さらに

読解力を磨くのは

自分の言葉で

再定義すること。

 

それを楽しめる授業ができたら

「国語好き」をもっともっと

増やせそうな気がする～！

 

あると思います！

 

※個人の勝手な感想です。

 

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