リテラシー？国語力？……それより…｜交野市で成績アップ‧受験対策ができる学習塾なら伸学塾晴藍へ

充分に理解できているか、心もとない言葉がある。
最近よく耳にする「リテラシー」（英: literacy）。
※原義では「読解記述力」。
そこから転じて「（何らかのカタチで表現されたものを）適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味らしい。

国語を教えながら、言葉の厄介さには苦慮する。
言葉の最大の弱点は「伝わってしまうこと」。

言葉を選ぶ努力を放棄したり、言い訳したりするつもりはないが、表現を紡ぎだす上で、聞き手の「自己話的」な受信や発信が生じることを十分に考慮に入れなければならないと思う。

またそれとは別に、聞き手の場合、相手の言葉から透けて見える「真意」「善意」を受け取ったり、「悪意」を見抜いて排除したりこともしなければならないとも思う。

リテラシーという言葉が本来持つ「適切に理解・解釈・分析し、記述・表現する」という意味にはには上記の働きも含まれるのだろう…。

「伝わってしまう」というヤヤコシイ性質をもつ言葉…、誰もが様々な意図をもって自由度高く発信できる時代…、リテラシーと国語力の鍛え上げをしていかねばならぬ…
……と無用に力んでいる…と書いたところに来客！
若くして志が大変高く、しっかり未来を見据えた教育関係者の来訪を受け、そして面談。

無用に力むオッサンと前途有望でスマートな若手。
オッサン側が「勇気」と「刺激」をいただきました（笑）。
面談のキーワードは「リスペクト」。
良い時間でした。

面談後、このブログの着地点が変更（笑）リテラシー？国語力？…それもいいが、「リスペクト」錬りこみ、醗酵させた言葉を紡ぎだせる力を養成したいなあ、と素朴に思うようになりました。
出会いに感謝です！
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