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難化が進む定期テスト！平均点が30点台も！

2023/06/20

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高校受験,勉強方法

難化が進む定期テスト！平均点が30点台も！

約1年前にマイベストプロ大阪の

コラムにも書きましたが、教科書

改訂後の定期テストの難化が進み、

実力テストともなると、平均点が

40点に満たないこともあります。

特に英語と数学の難化が著しい。

Cf）コラムはコチラから　↓

教科書改訂後の定期テスト及び公立高校入試の変化とその対応 :学習塾伊藤研三 [マイベストプロ大阪] (mbp-japan.com)

※数学と英語のみ抜粋しますと、

数学

①他教科に比べ「知識・技能」
　と「思考力・判断力・表現力」
　の区分けがしやすいので、
　従来から前半で知識を問う
　基本問題、後半で思考力を
　問う応用問題を出題すること
　が多い。

②「思考力・判断力・表現力」
　を問う問題の比重は高まって
　いるが、計算等「知識・技能」
　が不可欠な要素であるため、
　重視する傾向は健在。

③既習内容もあり計算問題は
　設問数が多いため、
　処理能力（速度と正確さ）が
　強く求められる。対策として、
　時間を計って繰り返し演習する
　ことが重要。

④計算問題など「知識・技能」
　の問題も会話形式などで解答
　プロセスを意識した出題が見
　られる。言い換えると、
　「覚えているか」
　　よりも「理解しているか」
　を計っているとも言えそう。

⑤「思考力・判断力・表現力」を
　問う問題で良く出題されるのは、
　日常生活の場面を意識した問題。
　例えば、携帯電話の料金プラン
　と絡めた一次関数の文章問題。
　このタイプの問題を
　「主体的に取り組む態度」を
　評価する問題として位置付けて
　いる学校もある模様。

英語

①履修単語数の大幅増加、仮定法
　原形不定詞や、現在完了進行形
　の新出内容、教科書素材文の
　内容的な高度化などで、大きく
　難化した。

②各単元の基本構文の運用練習を
　徹底して、文法的運用力を鍛える
　ことが有効。文法理解を問う問題
　として、語順整序問題が必出かつ
　重要。1語不要・不足、必要に応じ
　語形変化させる、等の解答条件を
　加えることで、難易度調整し易く、
　最もよく出題される。

③教科書の難化で最も頭を悩ませ
　るのは単語問題。扱っている単語
　レベルがアップ（なかには英検2級
　相当レベルもあり）したことと、
　小学校で履修したことが前提とな
　っていることも対応を難しくして
　いる。対応としては、最初から
　全部を覚えこむことよりも、先ず
　は学校の先生のご指示等を参考に
　して、重要な単語を中心に覚えて
　いく方が取り組みやすい。

④教科書内容の難化に伴い、
　本文の空所補充問題も難化。
　入試よりも高いレベルも出題さ
　れることもあり要注意。教科書
　で、太字やイタリックで表示さ
　れているので、ワーク等を活用
　しながら、徹底的に反復して、
　書けるようにしておく。

⑤定期テストでも、教科書本文で
　はなく、初見の英文が出題され
　る場合もあるため、要注意。

⑥英作文はテーマに関する自分
　の意見を英語で書かせる英作
　問題も増加。配点が高いため、
　授業中のアクティビティ等も
　参考にして、シンプルな答え
　を書く練習は不可欠になる。
　フォーマットを用意しておく
　ことも有効。
※意見英作文の書く場合、
　仮定法を用いると書きやすい
　こともある。