勉強法アラカルト　「数学」を「国語」する！｜交野市で成績アップ‧受験対策ができる学習塾なら伸学塾晴藍へ

今回は「勉強方法」について

アラカルト的なお話を。

 

小学校5年生くらいから、

算数が苦手になる人が増え、

中学数学になると、もう

アレルギー的症状にまで

なってしまうことも。

 

そんな時にやる方法の一つ

「算数を国語する」こと。

（「内言語法」とも）

 

国語的=読解的意識をつける

ことで、

論理的なつながり＝段取り

を明確にして、

数学の印象を変える方法。

 

頭の中で言葉に置き換えながら、

解き進めて、

「国語やん！」と

呟かせる方法。

 

実際には、

無意識にやっていることを、

「言語化・意識化」するだけ

なので少し大仰ですが（笑）。

 

例えば、昨日は中2数学の時間。

「整数の性質と文字式」の単元

では、

 

Q:整数ｍ、ｎを使って、

2つの偶数の積は4の倍数

であることを説明せよ。

 

A：OKOK,この問題ね～、

4の倍数は　4（　）の

形を目指すんやな…

ハイハイ…

①        まず2つの偶数を

2ｍ、2ｎとおいて…

②        積やから掛け算なや…

2ｍ×2ｎ＝4ｍｎ

③        4ｍｎは４（　）の形や

からOKやな…

 

こんなイメージ。

 

シンプルな問題なので、いちいち

意識化しなくてもいいのだけれど

言葉にしながら解法を「筋道化」

するだけで、定着度合が変わる。

 

そして、ここからが大事。

国語的意識が定着すると、解答に

ついている「解説」を国語の読解

のように読み進めていくことが

「楽に」できるようになってくる。

こうなると、実際に解かなくても、

解説を読み物のように読み進める

だけでも、力がついていく。

 

解説は読み物？読解する？！

国語やん！　素は数学やけど。

 

こんな印象が持てると、だいぶ

楽になります。あとは計算力を

徹底的に反復してつけていくと、

「数学が得意科目になってきた」

なんてことも結構あります。

 

一度お試しください。

 

 

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