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society50に向けて 学び方革新と身につけたい能力A


〜マイベストプロコラムから〜
前回のコラムに引き続き、今後身につけたい能力について述べていきます。
今回は「非認知能力」について。
この能力の現在の捉え方は2015年にOECD(経済協力会議)が提示した「社会情動的スキル」よりも幅広く、「定量化できない能力の総称」とされているようです。

cf)基本的な社会情動的スキル ・自己認識力。
感情や感情と思考・行動間の関係性を認識する能力・自己管理能力。
自制心をもって、感情を調整する能力や自らの行動を適切に調節し、適応させる方法を知っている状態・社会性。
自分以外の人々の現実を理解することで他者との繋がりを持つ能力・コミュニケーション能力、自己表現力、傾聴力、問題解決能力。
・現実的でポジティブな目標を設定し、それを達成する力。
・健全でポジティブかつ幸福な人間関係を構築する能力。

上記を参考にして要約的な表現にすると、非認知能力とは、『意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、向上心、達成意欲、コミュニケーション能力等の測定できない個人の特性による能力』。

数年前から「成功者が共通して有している力」として注目されている「GRIT」(やり抜く力)も、非認知能力の大きなものの一つと考えられます。

cf)GRIT(グリット)「やり抜く力」(ペンシルヴァニア大学のダックワース教授)Guts(ガッツ):困難に立ち向かう「闘志」 Resilience(レジリエンス):失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」 Initiative(イニシアチブ):自らが目標を定め取り組む「自発」 Tenacity(テナシティ):最後までやり遂げる「執念」
今回は、この「定量化できない能力」をなんとかイメージしやすい形で表現。
主観的にならざるを得ないものの、より具体的なシチュエーションに落とし込んで、個々の能力、対応力をチェック・強化していく一助になれば幸いです。

非認知能力の3つの側面(自己管理側面、目標達成側面、協調・協働側面)
@自己管理側面1 忍耐力:辛いことや苦しいことがあってもめげない、ストレスに強い先を見通せない状況でもコツコツと努力できる2 粘り強さ:落ち込んでも気分を変えて、自分を鼓舞できる一度始めたことは、あきらめずに持続できる3 計画性:毎日のスケジュールや体調を管理できる時間や物を効率的に大切に使う意識が高い4 自制心:重要な場面で緊張感を上手にコントロールできる腹立ちやいら立ちを自分の中で抑えられる
A 目標達成側面1 楽観性:たとえ困難なことであっても、自分ならできると思える反省し改善するために日々の振り返りができる

2 意欲:具体的に目標を設定して、その目標へ着実に向かえる目標を達成したときに、喜びや高揚感を強く持てる3 やり抜く力:一度始めたことをもっとやってみたいと思える(GRIT)日頃の努力を技術向上や課題解決につなげられるいま取り組んでいることを、さらに改善しようとできる4.興味関心:何かに取り組んでいるときに楽しいと感じられる自分の興味・関心や視野を積極的に拡げられる
B 協調・協働側面1 協調:初対面の人や自分と合いにくい人ともうまく付き合える相手の立場や周囲の雰囲気を感じ取りながら行動できる2協働:相手の性格や考え方を理解しながらかかわりができる自分の役割を自覚するとともに、周囲への貢献意識が高い3アサーティブ:協調しながら適切に自己主張できる:積極的に他者と意見交換や情報交換をできる
列挙していく中で、漠然としたイメージ・記憶が浮かんできました。
それは、40年以上も前に私が小学生の頃によく言われた「元気で、明るく、ハキハキと、みんな仲良く!」という言葉。

「非認知能力」というと何だか厳めしく、ハードルが高い感じですが、徹底的にシンプルかつ柔和にすると、私にとってはこういうイメージ。

前稿の締めくくりに〜「能力」以外に大事なことは「資質」。
・・・・(中略)・・・・変化を恐れない姿勢もち、自分の人生を生きる「態度」を練り上げる他者との連帯感の実感しながら、一緒に喜怒哀楽の感度を上げるなど、5〜15歳の多感な時期だからこそ、感得してほしいことは沢山あります。

と述べましたが、この「能力」以外に大事な「資質」こそが、非認知能力だと考えています。
PCに譬えて言えば「OS」(コンピュータのオペレーションを司るシステムソフトウェア)に相当し、あらゆる能力・スキルの基盤となるイメージを持っています。

ですので、敢えて言うならば、基盤となる非認知能力を確立させることを優先的に行い、その基盤を確固たるものにしたうえで、その後により具体的な認知能力)を搭載していくべきではないかとも考えています。

また、かれこれ25年以上学習・受験指導をさせていただいた経験からの視点で言うと、学力向上・成績向上を大きく果たした生徒たちの共通点の一つは「非認知的能力が高い」ということ。

具体的には「人の話をしっかり肯定的に聞く」「挨拶はもとよりしっかりハキハキ目を見て話す」「自分の行いに対する責任感が強い」「全て自分から始まる意識を持っている」…などの特徴として、わかりやすく現れてくるように思います。

そしてさらに追跡的に言うと「非認知能力が高い子は学習効率が高い」=「成績が伸びやすい」ということも、個人的な実感として持っています。

これを詳細に見てみると、非認知能力の高い子は「試行錯誤する能力が高い」=「成功も失敗も肯定的に捉えて、すぐ次の行動に移る」ことも大きな特徴として備えています。
もちろん勉強面以外にも同様ですので、これまで実際に接した生徒の中にも文武両道を高いレベルで達成している子が多数います。

これらのことから、人生の早い段階で非認知能力を高めておくことが、様々な分野で成功する基礎を固めることに繋がると信じています。
経験からの個人的信条に近いですが。



このような話になるとついつい長くなる上に、どこまでいっても書き足りない気がするので、そろそろこの辺で。

次回はこのシリーズの最終回「身に着けたい能力B」=「メタ認知能力」について触れていきたいと思います。

今回も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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